WALES BONNERとはどんなブランド?
WALES BONNER(ウェールズ・ボナー)は、
カルチャーとラグジュアリーを高次元で融合させた、イギリス発のファッションブランドです。
テーラリングを基盤としながら、
ジャマイカの音楽・歴史・アイデンティティをファッションへ落とし込む独自性により、
近年のメンズファッションシーンで特に注目を集めています。
ブランドの略歴と評価
- 2015年:ブランド設立
- 2016年:LVMHプライズ グランプリ受賞
- 2021年:CFDA インターナショナル・メンズ・デザイナー・オブ・ザ・イヤー 受賞
立ち上げからわずか1年でLVMHプライズを受賞したことからも、
WALES BONNERが「次世代を担うブランド」として期待されていたことがわかります。
WALES BONNERのデザインの特徴
WALES BONNERの最大の魅力は、「カルチャー × ラグジュアリー」という明確なコンセプトです。
単なるストリートやエスニックに留まらず、知性と歴史を感じさせる服作りが特徴です。
デザイナー「グレース・ウェールズ・ボナー」とは
グレース・ウェールズ・ボナー(Grace Wales Bonner)
女性。1990年生まれであり、2014年にセントマーチンを卒業している。学術的なリサーチを重視するデザイナーとしても知られ、ファッションを「文化研究の延長」として捉えている点が特徴です。
2020年にはDiorのリゾートコレクションにて、ニュールックのシルエット再解釈のプロジェクトにも参加している。
拠点はイギリスとしているが、ジャマイカのカルチャーから着想を得たデザインが多く、テーラリングにも高い評価を受け「カルチャー×ラグジュアリー」という新しい観点からファッションを提案している。(ジャマイカのカルチャーへ意識的な所以は母親の出生がジャマイカであることに拠る)
ジャマイカカルチャーが与えた影響
彼女の母親がジャマイカ出身であることから、
WALES BONNERのコレクションにはジャマイカの精神性が色濃く反映されています。
- 黒人文化
- ディアスポラ(移民)
- アイデンティティと誇り
これらを服という形で表現することで、
ファッションに社会的・文化的な深みを与えています。
adidasとのコラボレーションの革新性
WALES BONNERの主なコラボレーションの相手として真っ先に名前があがるのはADIDASだろう。
2020年より毎年展開されるタッグは幅広い年齢層、幅広い国々で人気を博している。
WALES BONNERの醸し出すエレガンスでエスニックなデザインとディテールをADIDASのスポーツブランドらしいスタイリッシュな素材やデザインと融合させることは当時革新的で人々に話題を呼ぶタッグとなった。
ADIDASの代表的なデザインとも言えるスリーストライプにもWALES BONNERのDNAは組み込まれており、文字通り螺旋にも見えるような編み込みが施され、そこには一切の妥協がない。
現時点では2025年まで5年連続でのコラボを記録しているが2026年はコラボは続投されるのだろうか、またどのような展開になるのか、今後も非常に期待したいタッグである。
WALES BONNERはなぜファッション好きに支持されるのか
- 単なる流行ではなく「思想」がある
- ハイブランドとストリートの橋渡し
- 学びがある服
ファッションを深く知りたい人ほど惹きつけられるブランドと言えるでしょう。
まとめ|WALES BONNERが切り拓く新しいラグジュアリー
WALES BONNERは、
ラグジュアリーを「価格」や「格式」ではなく、
文化・背景・知性で再定義するブランドです。
ファッションを学び始めた人にとっても、
「服は何を語れるのか?」を考えるきっかけになる存在と言えるでしょう。


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