【徹底解説】MILLENNUM PARADEとは?常田大希が描く東京発グローバルアートの実験場

millennium parade Mugic

MILLENNUM PARADEとは?

MILLENNUM PARADEは、「King Gnu」のリーダー、常田大希が主催する音楽コレクティブ。しかしこれは“別バンド”という単純な言葉では説明できない。

King Gnuは東京のカルチャーや多様性をミクスチャーサウンドで表現し、J-Popとしてかき鳴らすバンドであるのに対し、

MILLENNIUM PARADEはそんな東京の魅力をどう世界に発信していくかに注力した音楽 × 映像 × アート × ファッション × 東京カルチャーを横断する総合芸術プロジェクトである。

楽曲ごとに参加メンバーが流動的であり、歌詞も英語の曲と日本語の曲があり各曲が独立したアート性の高い作品となっている。

King GnuがJ-POPのフィールドで革新を起こす存在だとすれば、millennium paradeはその枠を超え、世界基準で東京の美意識を提示するための実験装置だ。

結成の背景

  • 2019年 結成(前身:daikitsuneta millennium parade)
  • 2021年 1st Album『the MILLENNIMPAREDE』リリース
  • 2024年 EPIC US & RCA UKと契約し本格的世界進出

常田大希は、単なるJ-POPアーティストでは終わらないという明確な野心を持っていた。彼はインタビューで、アンディ・ウォーホルやジャン=ミシェル・バスキアのような存在になりたいと語っている。

ポップカルチャーの中心にいながら、同時にアートとして機能する存在。その理想像がMILLENNIMPAREDEの根幹にある。

固定メンバーを持たない理由

millennium paradeは固定メンバー制ではない。楽曲ごとに参加アーティストが変わる流動的な構造。

これは“バンド”ではなく“コレクティブ”という思想によるものだ。この形式により、

  • 楽曲ごとに世界観を刷新できる
  • ジャンルに縛られない
  • 海外アーティストとのコラボが自然に行える

という強みを持つ。

毎回プロジェクト単位で再構築されるため、一曲一曲が独立したアート作品として成立している。

音楽性:より実験的、よりグローバル

King Gnuと比較すると、millennium paradeは明確に前衛的だ。

特徴は以下の通り

  • 英語詞中心の楽曲構成
  • 重厚で歪んだビート
  • 不協和音を含むアレンジ
  • ストリングスと電子音の融合
  • 映像とセットで成立する世界観設計

ポップへ着地させるKing Gnuとは異なり、millennium paradeはあえて不安定さや違和感を残す。その違和感こそが“アート性”を生む。

代表曲とその進化

「Fly with me」(2020)

壮大なスケール感と映像的音響設計。millennium paradeの方向性を決定づけた一曲。

「U」(2021)

アニメ映画主題歌として世界的認知を獲得。エモーショナルと実験性を両立。

「W●RK」(2023)

アニメ『地獄楽』のOPテーマ。攻撃的でエレクトロニックなサウンド。都市の混沌を音像化。

「GOLDENWEEK」「M4D LUV」(2024)

よりグローバルポップへ接近しながらも、日本的感覚を失わない構築力を示す。

アルバム『the MILLENNIMPAREDE』とは?

2021年に発表された1stアルバム『the MILLENNIMPAREDE』は、

  • 英語・日本語が交差する構成
  • 物語性を持ったトラック配置
  • ビジュアル込みで設計された世界観

を持つコンセプチュアル作品。

これは単なる楽曲集ではなく、一つの“都市の断面図”のようなアルバムだ。

2024年 世界契約の意味

EPIC US、RCA UKとの契約は、日本アーティストとして大きな一歩。だがそれは単なる海外進出ではない。常田がやろうとしているのは、「J-POPを輸出する」のではなく「東京というカルチャーを再定義し、世界基準で提示する」こと。

millennium paradeはそのための武器である。

King Gnuとの決定的違い

King Gnumillennium parade
フィールド日本ポップ市場グローバル市場
構造固定バンド流動コレクティブ
音楽性ポップへ昇華実験性重視
目的大衆への革新アートとしての提示

二つは対立ではなく役割分担。常田大希の中にある“ポップスター”と“アーティスト”という二面性の具現化である。

millennium paradeが提示する未来

このプロジェクトが示しているのは、

  • 日本発のグローバルポップの新しい形
  • 音楽と映像の統合芸術
  • コレクティブ型アーティストの可能性

東京の雑多さ、混沌、スピード感。それを音として、映像として、パッケージとして提示する。millennium paradeは、単なる音楽ユニットではない。それは都市の拡張装置である。

2019/4/5 「veil」※4/5

2019/6/28 「Plankton」※7/5

2019/9/7 「Stay!!!」※9/27

2019/12/6 「lost and found」※12/6

2020/4/22 「Fly with me」※4/29

2020/10/2 「Philip」※10/2

2021/1/8 「2992」

2021/1/22 「FAMILIA」※1/22

2021/2/5 「Bon Dance」※8/15

2021/4/30 「Trepanation」※4/30

2021/7/12 「U」※7/15

2022/5/20 「Secret Ceremony」※5/23

2022/5/27 「No Time to Cast Anchor」

2023/4/1 「W●RK」※4/15

2024/5/10 「GOLDENWEEK」※5/24

2024/7/26 「M4D LUV」※7/26

※MV公開日


refer to : millenniumparade.com / https://www.instagram.com/p/CdFmPy-JwVh/

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